Western Electric 節約 板抵抗 450+450=900オーム 4個セット B-507-HJX

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ウエスタン 板抵抗

ウエスタンエレクトリック・板抵抗

紙巻・棒端子出しタイプです。

ウエスタン板抵抗は、雲母を使用した大型の抵抗器だと言われています。
同様に雲母を使用した部品にマイカというコンデンサがあります。極めて精度が高く、トランスミッションの電気コントロールや無線には今でも必須のコンデンサとして使用されています。
雲母の抵抗は精度が極めて高く、高い精度が要求されるところでは現在も使用されています。

板抵抗の説明に入る前に、この板抵抗をオーディオにどのように使用するのかを説明させていただきます。
300Bのカソード抵抗に板抵抗が有効だという話はいろいろなところで見かけますが、使い道はそれだけではありません。
アンプ内の大きな抵抗値の抵抗と直列に板抵抗を接続したり、イコライザー回路に板抵抗をプラスしたりして、音楽表現レベルを上げることができます。
誰も行なっていない使用方法として、信号ラインに直列で入れるというのがあります。CDとプリの間に板抵抗を挟んだり、プリアンプ内部の信号ラインのどこかに直列に接続したりして使用することができます。
そんなところに抵抗を入れたら劣化があるのではないかと思われるでしょうが、騙されたと思ってやってみてください。
1箇所に入れただけで、音が落ち着き安定し、ウエスタンサウンドの雰囲気を味わうことができます。
私のお薦めは、ボリュームを通った後に板抵抗を直列に接続することです。かなり効きます。
100Kオームのボリュームの場合、5kオーム以下の抵抗が使えます。
10kオームのボリュームの場合、1kオーム以下の抵抗が使えます。
またライントランスの出口にも使えます。ライントランスの出口のホット側に板抵抗を直列に接続してください。信号が板抵抗を通るだけで激変します。コールド側にも使用できます。
600オームのライントランスの場合、400オーム以下の抵抗が使えます。落ち着いたサウンドになります。
800オームの板抵抗を並列に2個接続すれば、400オームになりますから使えます。
800+800=1600オームの板抵抗があれば、両端を入口にして、センターを出口にすれば400オームとして使えます。
400オーム以下が使えるので、10オームでも、50オームでも、200オームでも、どれでも使えます。少しばかりの左右誤差は全く影響しません。
質の悪い部品は劣化しますが、質の良い部品は向上させます。部品点数が多いほど音が悪くなるというのは、質の悪い部品を使用した場合です。
質の良い部品は使えば使うほど向上していきます。
使えるところはたくさんあります。
「ブチ込めるところにはどこにでもブチ込め」、それがウエスタン板抵抗です。
後述します4種類の板抵抗は全て使用できます。


ウエスタン板抵抗は、大雑把に分類すると、時代が古い順に次の4種類になります。
<1> 紙巻・リード線出し
<2> スチール固定・棒端子出し
<3> 紙巻・棒端子出し
<4> 樹脂覆い・棒端子出し
本体を固定または保護する方法が、「紙巻き」「スチール固定」「樹脂覆い」のどれかということです。
引出し線を出す方法が、「リード線」「棒端子」のどちらかということです。

このウエスタンの板抵抗をオーディオに使用した場合の違いは、以下のようになります。
10段階の10点満点で評価しました。
<1> 紙巻・リード線出し
高域の伸び《9》、明確さ《10》、
厚み・深み《7》、音楽表現力《10》
<2> スチール固定・棒端子出し
高域の伸び《7》、明確さ《9》、
厚み・深み《10》、音楽表現力《8》
<3> 紙巻・棒端子出し
高域の伸び《8》、明確さ《8》、
厚み・深み《8》、音楽表現力《8》
<4> 樹脂覆い・棒端子出し
高域の伸び《10》、明確さ《8》、
厚み・深み《7》、音楽表現力《8》

出品の板抵抗について
型番 :450 19MC 450 2
抵抗値:450 + 450 = 900オーム(実測値450+450)揃えました
個数 :4個セット
耐電力:8ワットと言われいます

型番は、数百種類あり、現在となってはペア取りが難しくなっています。
実測の同じ抵抗値の板抵抗を揃えました。
センター端子のナットは、経年劣化で回らなくなっているものが多いのですが、出品の板抵抗のナットは回ります。ナットが回らなくとも、ツイストロックタイなどを使用して固定できますが、できればナットが回りベーク板などに固定できた方が見栄えが良いです。

20年位前に購入し保管していた板抵抗です。
当時、

アンプ工房や自作で使用される抵抗は、数円から数百円の安いものです。抵抗として機能しますから、それを使用しても音は出ます(音楽は?)。
ほとんどの人は音を出すのが目的ですから、それで何の問題もありません。
しかし、「演奏を再現したい」という目標を持っているとしたら、使えば使うほど劣化していく部品を使用していては目標は達成できません。使えば使うほど向上していく部品を加えたり変更していく必要があります。
そのような抵抗はウエスタン以外にもたくさんありますし、現在でも製造されています。オーディオに限らず、精度や性能が要求されるところでは必須の部品として必要だからです。むしろオーディオ用と記載された部品は酷いものしかありません。
当然、そのようにレベルの高い部品は大量に生産するのが難しく、高度な手技や熟練が必要であったりしますから、かなり高価なものになります。
ヴィンテージ抵抗のようにプレミアが付いているわけではなく、現行品で1万円を超える抵抗が当たり前のように流通しています。同じレベルを望むなら、ヴィンテージ部品の方が安いものがたくさんあります。
ウエスタン板抵抗は、大型の巻線抵抗と比べても高度な技術で製造されていることが画像をみていただければわかるはずです。
また、オーマイト、クラロスタット、アーレン、ジーメンスなどの巻線抵抗のように経年変化で抵抗値が大きく変わっているということもありません(変化していても実測で揃えれば使えますが)。それだけ精度が高く、正確な抵抗だということです。
ぜひ、この機会にご検討ください。


在庫を少しずつ出品していきます。


定形外をご指定の場合は、輸送中の事故や損傷について一切補償できませんので、ご了承ください。


B-507-HJX
よろしくお願いいたします。


余談
先月、自作マニアの集まりに少しだけ参加させていただきました。
40年、50年とアンプを製作し、超高級スピーカーを揃え、ウエスタンサウンドの凄さを熱烈に語っていました。
しかし、板抵抗を使ったことのある人はいませんでした。
それだけ板抵抗は使われていないということです。
体積が大きく場所を取りますから設置がしにくいからでしょう。
でも、設置したことによる効果は大きいですから、設置場所を確保してぜひ挑戦してみてください。
板抵抗をベーク板の上に立てて、入口出口のRCAソケットを設置すれば、RCAケーブルの間に板抵抗を挟んだどんどん参加してください。
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この商品説明は オークション落札相場サイト「オークファン」出品テンプレート で作成されています。
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