李朝前期の井戸脇手鉄絵茶碗です。 やや黄味がかった枇杷色に弱い梅花皮なども見られることからこの手の茶碗を井戸脇と呼んでいますが、おそらく慶尚南道西部などの地方窯で造られた白磁や堅手に分類される茶碗が日本に渡り、井戸に似ているものがそのように呼ばれるようになったものと思います。 この茶碗は両面に卍のような鉄絵（おそらく花文）が大きく描かれており、枇杷色の釉調と相まって魅力的な茶碗になっています。 口縁に小ホツの金直しと窯傷二本（表面のみ）と小さい時代ニュウがありますが、いずれもご使用には問題ないものです。 日々のお茶碗として愉しんでいただけると思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 李朝前期 サイズ 口径：１３，６センチ 高さ：６，４センチ ◎送料はこちらで負担させて頂きます。 xvpbvx ↑ 大きい方のニュウは表面的な窯傷です。 ↑